「言葉がうまく伝わらない!」
そんな悩みを抱えている人はいませんか?
私も同じような悩みを抱えていて、本書はそんな時に読んだ1冊です。
5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本 とは
本書は2019年に刊行されました。
著者はひきたよしあき さん。博報堂でスピーチライターをしている方です。
あらすじ
山崎大、25歳。「言葉」に対するコンプレックスがある、入社3年目の会社員。今日もまた、プレゼンがうまくいかず、上司からとがめられてしまった。そんな自信を失っているときに、大学の同窓会で再会したのが、言葉のプロ、和田先生。悩みを打ち明けた大に対して、先生が放った言葉は、「君は絶対に変われる!」だった。こうして、2人の5日間限定メール講座が幕を開けた――
5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本 / ひきたよしあき
この本の魅力
主人公と一緒に成長できる構成
主人公の山崎大は言葉にできないコンプレックスを抱えています。
そんな主人公が大学の同窓会で再会した和田先生から、言葉についての特訓を受けます。
この本を手に取った方は少なからず言葉について悩みを抱えていると思います。
そのため主人公に共感しながら読み進めていくことができます。
5日で学べる手軽さ
本書では、5日間で25のメソッドが紹介されています。
各日に下記の通りテーマが設定されています。
1日目 「頭の中にあるものを知る」
2日目 「考える習慣をつける」
3日目 「論理的に発想する力をつける」
4日目 「真に伝わる表現力を磨く」
5日目 「言葉に説得力を持たせる」
ひとつひとつは難しいトレーニングではないので、気軽に学ぶことが出来ます。
自分が苦手だと思った項目を重点的に練習するのも効果的だと思いました。
最後に
最初のトレーニングで「30秒でものの名前を10個言ってみる」というものがありました。
簡単だなと思ってやってみたらなかなか言葉が思い浮かばないんです。
言葉っていうのは日頃から使っていかないと、すぐ出てこなくなるんだなと実感しました。
今では本書で学んだことを実践するように心掛けています。
気になった方はぜひ手に取ってみてください。
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