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【感想】『りさ子のガチ恋♡俳優沼』読んでみた

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みなさん推し活してますか?

私は趣味のひとつに舞台鑑賞があるので、書店でこの本を見たとき、まずタイトルに惹かれました。

気になってあらすじを読むと「愛憎劇」の文言が…。不穏すぎる…。

「これは読まないと!」と思い、レジに持って行きました。

気になった方はぜひ読んでみてください。

『りさ子のガチ恋♡俳優沼』とは?

2018年4月に発売されました。著者は松澤くれは さんです。

あらすじ

26歳、彼氏なし。OLりさ子の趣味は舞台鑑賞で、若手イケメン俳優の翔太君を追いかける日々。2.5次元舞台『政権☆伝説』に通い詰め、高額プレゼントを送る。「がんばってる姿を観られるだけで幸せ」とお金と時間をつぎ込み、彼からのちょっとした「特別扱い」にときめいていたが、ネットで彼に彼女疑惑が持ち上がり……。俳優とファン。演劇業界の闇に切り込む、見て見ぬふりをしたかった愛憎劇!

りさ子のガチ恋♡俳優沼 / 松澤くれは

この本の面白さ

描写がリアル

ファンの心理だったり、SNSの使い方だったり描写ひとつひとつがとてもリアル。

舞台上の推しを見ている時の主人公の感情とか、共感できる部分もあり面白かった。

複数の人物の視点から話が進む

主人公の視点だけではなく、別の人物の視点からも物語が進んでいきます。

推す側と推される側の両方の視点から楽しめます。

オタクとしてハッとさせられるセリフもあります。

ファンへの感謝は忘れない。だけどファンというのは集合体。数が膨らむほどに、すべてのファンを「ひとつの応援」として感謝する。ありがとうって思う。

りさ子のガチ恋♡俳優沼 / 松澤くれは

オタクにとっての推しは唯一無二の存在だから忘れそうになるけど、推しにとってはファンは集合体ということを忘れないようにしよう思いました。

まとめ

推し活ってとても楽しいけど、時には辛いこともあるよねと実感する一冊でした。

怖いけど、続きが気になってどんどん読み進めたくなる面白さがありました。

推し活をしている人は特に読んでみて欲しいです。

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